メダカの稚魚に発泡スチロールが良い理由
温度変化が少ない
メダカの稚魚は小さくてデリケートだから、水替えなどで環境を変えないほうが安心だよね。
生まれたときの環境で成長させるには、水替えしなくていい容器が必要ね。
発泡スチロールは、冬は保温性、夏は断熱性にに優れています。
メダカ飼育において、特に冬はめだかにとってありがたい棲み処となるでしょう。
なぜならめだかの不調は、水温の低下、急激な温度変化によって起こりやすいからです。
発泡スチロールは、外の空気が内部に伝わりにくく、中の熱を逃さない性質を持っています。
温度変化の少ない発泡スチロールは、他の容器に比べ稚魚の生存率を上げてくれるのです。
水が汚れにくい
メダカの姿形になるまで、水替えは避けたほうが良いからね。
グリーンウォーターですくすく育つ
他の容器でもグリーンウォーターは作れますが、発泡スチロールはグリーンの濃さもわかりやすく、水も汚れにくいので調整がしやすくなります。
栄養豊富なグリーンウォーターなら、お腹を空かせた稚魚も自然と餌をとることができ、元気に育ちます。
グリーンウォーターは優秀な水だけど、注意も必要だよ。
ヤゴや~ヤゴ~
夏~秋のヤゴに注意
グリーンウォーターの難点は、底が見えなくなるということです。
水面にいるメダカしか見えなくなりますし、底にヤゴが潜んでいたりすれば、日に日に稚魚の数は減っていきます。
ヤゴに捕食されて全滅することがないように、ヤゴ除けをしようね。
メダカの稚魚の屋外冬越しには蓋つき発泡スチロール
メダカの稚魚の屋外冬越しは難しいと言われます。
秋口に生まれた稚魚は春生まれの稚魚と違い、冬の過酷な環境が与えられます。
なので、室内飼育に切り替える方が多いかと思います。
友水では、発泡スチロールで稚魚も屋外冬越しするよ。
友水は南国だからね。雪も降るけど。
北国では難しいかも。
発泡スチロールの蓋も優秀です。
雨は完全シャットアウトできますし、
夕方日が落ちる前に、蓋をしておけば、上からの冷気を防ぐことができます。
窒息しないのかしら?
友水では、基本的には朝蓋を開けてお日様をあてるよ。夕方には蓋ををして夜の冷気に備えるんだ。でも寒い雨の日は一日蓋をしっぱなしってときもあるけど、側面に小さな空気穴があいてるから、みんな元気だよ。
めだかの育成に重要なのは日光なので、日中は出来るだけ日を当てるようにしています。
安価でメダカ飼育に適した発泡スチロールは、稚魚もすくすく育つ優秀な飼育容器だよ。
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