隻眼ピンポンパール
当時60センチ水槽で飼っていた金魚は
- 出目金
- 琉金
- 朱文金
- ピンポンパール
の4匹でした。
ある朝、ふと水槽に目をやると、いつものようにエサクレアピールをするピンポンパールの異変に気付きました。
片目がない・・・。
見た瞬間とても衝撃を受けました。
一番可愛らしいピンクのピンポンパールが、可愛いとはかけ離れた様相を呈していたからです。
ピンポンパールは何故片目を失ったのか
昨日まで元気だったので病気ではないと思われました。
おそらく、水槽内のメンバーの誰かが食べたのでしょう。
よくみると、うろこにもつつかれたようなあとが残っていました。
そして犯人はおそらく・・・。
琉金と思われました。
琉金は餌を食べる際、他の金魚を押しのけたり、他の金魚をつついたり、とにかく食い意地が張っていたからです。
金魚の隔離
ピンポンパールは、1匹だけ容器に隔離して、水槽は他に被害者が出ないように琉金だけ隔離しました。
仕切り網は、ハンガーの針金を水槽の形に曲げて、台所の水切りネットを張ったものです。
とても便利です。
メダカ長屋でもこれをしてたわよね。
ええ、メダカ長屋のほうは作りが甘すぎて役に立ってなかったけどね。
ピンポンパールは、3日ほど隔離しましたが、餌をふつうに食べるので、小型の水槽に隔離し、琉金は比較的動きの速い朱文金、気の強いランチュウ2匹と一緒に入れました。
メンバーチェンジです。
片目を失ったピンポンパールのその後
片目を失った当日に隔離をしましたが、元気がない様子でした。
でも餌をほしがる素振りを見せていました。
次の日、その次の日も、目は痛々しいながらも、普段と変わらないように見えたので、空いている別の水槽に入れました。
片目になって変わったこと
餌を食べる際に、周りに敏感になり、他の金魚が近づこうこもなら、さっと身をひるがえします。
ピンポンパールとは思えない素早い動きです。
片目を失って学習したのでしょう。
以前は琉金に体当たりされながらも、餌に夢中になっていましたが、今では周りに注意を払いながら、餌をたべています。
思えばこのピンポンパールも可愛い顔して、他の金魚をつついたりしていたので、気は強いのかもしれません。
他は、なにも変わりませんでした。
なくなった片目も、時間とともにキズはきれいになりましたし、慣れというのはすごいものです。
見ることさえ憚られるような痛々しい姿も、それがその金魚の個性と思えるようになるのですから。
それもこれも、全てはピンポンパールが弱ることなく、元気に餌を食べてくれたからでしょう。
金魚は片目でも生きられる(しかも元気)
飼っている金魚が片目になると、大変な衝撃を受けるかと思いますが、金魚は片目を失っただけでは死にません。
落ち込まず、それが特徴なのだと受け入れて、可愛がってあげましょう。
片目になっても元気なピンポンパールの画像
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苦手な方はご遠慮ください。
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元気だよ。餌ももりもり食べるよ。
金魚が片目になってお悩みの方のために、片目がなくなった日のピンポンパールの画像ものせておきます。
痛々しいですが、こんなふうでも、上の画像のようにキレイになります。
気を落とさず、見守ってあげてくださいね。
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