メダカ長屋とは
大きなトロ船に仕切りをつけて、メダカ♂♀ペア2匹を3~4組ほど一つの容器で飼うというなんともケチ臭い飼育法です。
江戸時代の貧乏長屋のようだと思い、個人的に勝手につけた呼称です。
メダカ長屋を作った理由
メダカ飼育を始め、メダカの種類が増え始めたころ、とりあえずプラ箱を買いに行こうとホームセンターへ行きました。
そこで見つけたのがトロ船です。
容器は大きな方が水質も安定しやすいですし、メダカは群れで生きる動物なので、網で仕切れば仲間も見えて安心するのではないかというメルヘンチックな考えからトロ船を購入しました。
40リットルのトロ船は3つに仕切り、60リットルのトロ船は4つに仕切りました。
メダカ長屋の作り方
用意したもの
- ハンガー
- 鉢底シート(プラスチック網)
- 紐
- ハンガーの首の部分をほどいてをトロ船の形に添って曲げます。
- 鉢底シートの網をハンガーの形にカットします。
- ハンガーと網を数か所紐で結んで留めます。
- ハンガーの竿に欠ける部分を、トロ船のふちにかけます。
メダカ長屋の利点
- 水槽は大きい方が水質が安定しやすい。
- 大きい飼育容器は、小さい飼育容器に比べて、雨や気温など外部の影響を受けにくい。
- 大きい飼育容器は水替え頻度も少なくてすむ。
- メダカのメスが、卵を産みやすくなる。 めだかとま
メダカのメスは、他のメスが卵を産むと、見習って卵を産みやすくなるんだよ。
- メダカがさみしくない(ように見える)
メダカ長屋の欠点
- どこから入り込むのか分からないが、気づいたら他の部屋に勝手に移動している。
- 卵から孵った稚魚は網の目から移動するので、誰の子供か分からなくなる。
東天紅
しっかりした仕切りを作れば問題ないんじゃないの?
上手くいくはずでしたが、仕切りがしっかりしていなかったのでしょう。
トロ船は容器の底に向かって斜めに角度がついているので、隙間が出来てしまいました。
しかもメダカは小さいので、ちょっとした隙間から移動します。
そのたび修正し、メダカも元の部屋に入れなおしたりしましたが・・・失敗に終わりました。
水槽のように角度がなければ比較的うまくいきます。
こちらの記事にのせています。
メダカ長屋を作ってみて
特定の品種を繁殖させるなら、個別の容器で飼育したほうがいいですし、MIXにするなら元より仕切りはいりません。
メダカ長屋に使われたトロ船は、今はメダカプールとなっていますが、そちらのほうが理に適っていると思います。
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