黒ヒレ長サタン逝く
メダカの命は短いもので、遂に私の思い入れのあるサタンが逝ってしまいました。
黒ヒレ長サタンは他のヒレ長メダカよりもボリュームがあり、特にオスはヒレも成長と共に豊かになり、ゆったりと泳ぎぐ姿を見せながら緩やかな時を与えてくれました。
いつもメスに寄り添い、仲良く戯れながら魅せる2匹の舞は本当に美しかったものです。
この優雅さは、若魚では出せないもので、やはり一年越えの中年の魅力ともいえるでしょう。
老齢となってからは、伸びすぎたヒレの重さから骨も曲がり、またベルベットのような艶やかさもなくなり、果てはメスの後をおうこともできず、水底に伏す黒龍が如き重々しさを漂わせていました。
ヒレもヨレヨレです。
最後に親子競泳をさせてみました。
メダカは生き写しの子孫を残す
お気に入りのメダカが死んでしまったらショックです。
ですがメダカは多くの卵を産み、自分に生き写しの子孫を多く残します。
命が短いことを知っているからです。
お気に入りのメダカは、是非ともペアで飼うことをおすすめします。
魔女の弔い
サタン♂が死んだあと、メスはオスの近くに寄り添っていました。
と思いたいところですが、魚の習性で、つつくんですよね。
死ねばそれは残ったメダカの餌になります。
なので早々に取り出し、サタンに相応しい赤いバラの根元に埋めました。
東天紅
魔王に赤いバラとか、中二病じゃないんだからさ~。
パンダ
今回の4コマも中二病臭がプンスカだったよね。